書いちゃいました。アホ小説。
書いてる途中にわけわかんなくなりました☆
推敲ってなんですか?
キャラの書き分けってなんですか?
おーけぃ、おーけぃ。
見たいって方は次ドゥーゾゥー(何事)
長い上に意味わからんぜよw
某月某日。
天気は晴れ。
(…さっき傘持ってる人がいたから今は雨かもしんねぇ)
時間は…何時だろ?
てくてくと廊下を歩く。
テレビ局ってのはどうしてこう造りがフクザツなのかね?
喫煙所を探してひたすら歩く。
あ。申し遅れました。
れいたといいます。ガゼットってバンドでベースやってます。
喫煙所探してます。
以上。自己紹介終わり。
楽屋で吸えばイイ話なんだけど、禁煙中のチビが「吸うなら外で吸いやがれ」とぬかしやがる。
仕方ナシに出てきたはいいけどそもそもテレビ局のそこら中に喫煙所があるわけねぇべ。
ひたすら歩いてなんか面倒になってきた。
次の角を曲がって、なかったら楽屋に帰るか。
ようやく諦めがついて決心がついた。
「つか、帰り道がわかんねぇかも…」
歩いてきた道を思い返してみながら最後の角を曲がろうとした。
うん。した。過去形。
曲がる途中で小さい何かとぶつかった。
「!」
まぁ、大して痛くもなかったからよしとしよう。
別に走ってたわけじゃねぇし。
「大丈夫ですか?」
でも、一応聞いておく。社交辞令万歳。つか、お偉いさんだったらマズイし。
パッと顔をあげた自分より頭半個分小柄な男はなんか見たことのある顔。
「あ。ごめんな?そっちこそ大じょ…」
中途半端で言葉を区切って、ジロジロと俺を上から下まで見た。
「?」
誰だっけ?思い出せねぇ。年いくつだろ。一緒くらいか?
「なぁ、君身長高い方?」
「え。まぁ、人並みくらいだと思いますけど…」
「よし。じゃあ来てや」
ガシっと腕を掴まれ、ドンドン歩いていく。
え。誰だっけ。この顔絶対知ってる。誰だか喉まで出掛かってる。うわ。気持ち悪ぃ状態。
前の人は小さいのにドスドスと音がしそうなくらい一生懸命歩いていく。
「あの…」
呆気にとられて出した声は小さすぎたのか、はたまた一生懸命すぎて聞こえなかったのか。
「……」
素敵に無視されたままどんどん引っ張られていく。
あー…もう多分帰り道わかんねぇ。
双方無言でただ進み歩く。
しばらくして、とある部屋の一室に辿り着いた…ってオイ!!!!
壁には「L`Arc~en~Ciel様 控え室」の文字。
あー!!!!!!思い出したっ!つか、なんでわかんなかったんだ!
先輩も先輩。大先輩。超有名人。
うわ。どうしよ。何も失礼な事してねぇよな?あ、挨拶してねぇ!
そもそもなんで俺が!
一人グルグルグルグル悩んだ。
そんな俺をこれまたきれいに無視して(多分、気付いてない)小柄なおと…イヤイヤ、テツさんは勢い良くドアを開けた。
「ケンちゃん!ケンちゃんよりデカイ人連れてきたでっ!!!」
「おー。やっと見つけてきたか」
中にはギターのケンさん。
ギター抱いて、ぷかぷかと煙草の煙が浮かしてる。
……状況が飲み込めねぇし、そろそろ俺の頭ン中パンクしそう。
「お。なかなか高いなぁ」
「やろ?これでどーやっ!?」
「まだまだ。測ってみらなわからんやん…って、テツ。お前何も云わずに連れてきたやろ?」
「あ。うん」
えへへ…と笑いながらこっちを向く。
ぅわ。変に緊張してしまう…。
「いきなり何も云わずに連れてきてゴメンなぁ?ちょっとケンちゃんと背ぇ比べしてほしいねん」
「え。あ、はぁ…」
何やってんだろ、この人たち…。
「テツに小っさいなぁって云ってたら何やムキになってなぁ。ケンちゃんも小さいもん!やて」
「ケンちゃんだってじゃあ俺より高い人連れてきてみって云うたやん」
「で、君が連行されてきたってわけ。巻き込んでゴメンなぁ。時間とか大丈夫やった?」
「あ、はい…大丈夫…だと思います」
なんか…状況は飲み込めてきたけど、どうしよ…。
「じゃ、悪いんやけど、ケンちゃんと背ぇ比べしてくれん?」
テツさんがキラキラと目を輝かせる。…この人、いくつだっけ?
「最近の子はすっごい格好してんなぁ。それ、衣装やろ??」
スラリとスタイルのいいケンさんが近付いてくる。
うちのチビもこれくらい細ければ…って違う違う。
「あ。テツ、頭たててる分は身長に入らんからな」
「え。入らんの!?」
「当たり前やろ」
…違う世界での会話聞いてるみたいだ…。
テレビの中と印象違う気が。
頬を膨らませたテツさんを無視してケンさんがくるりと背を向けた。
「はい。背中合わせー」
高い声が俺を急かした。
ホントにこの人たちっていくつだろ…。
一応、背比べをするために背中を合わせてみる。
多分俺のほうが若干小さい気がする。
「ん、んー……あー…」
テツさんが残念そうな声を出した。
やっぱり。
「まーまだ一人目やん。頑張って捜しぃ~」
ケンさんがにゃはは…と笑った。
「うー…」
小さく唸るテツさんの眉間には沢山の皺が。
「あの…俺のメンバー一人連れてきましょうか…?」
あ。思わず言ってしまった。
俺の頭の中には、とある人物が。
面倒な事にはならないだろう…多分。うん、多分。
「君より高い人おるん?」
再びオメメキラキラ。わー…。
「ケンさんより高いかはちょっとわからないですけど、俺よりは「連れてきて!」
おぉ。
なんでテツさんがそんなに必死なのかはわからないが…。
「わかりました」
なんか、ちょっと笑ってしまった。
「ゴメンなぁ、変なことにつき合わせてしまって」
ケンさんがちょっと申し訳なさそうに笑う。
「えと、楽しいからイイっすよ。あの、でもそのかわりに楽屋への帰り道教えてもらっていいですか?」
「あ。もちろんええよ!はよ行こ。さっきぶつかったトコでええよね?」
「はい。お願いします」
「いってらっしゃい~」
ヒラヒラとケンさんが手を振ったのが視界の隅に見えた。
軽く頭を下げて扉を閉める。
てくてくと、もと来た道をテツさんと歩く。
「……」
「……」
気まずっ。
どうしよう。今日の天気って晴れだったけど、さっき傘持ってる人がいたみたいだし。
近況とか聞いても会話が続く気がしねぇ。
内心かなり焦っていると、テツさんが話しかけてきてくれた。
「あの、馬鹿なことに巻き込んでしまってホントごめんな?」
「あ。いえ、いいっすよ、そんな…」
「ケンちゃんが悪いねん!俺らの事小っさい小っさい云うからっ!」
…や、うん。なんでこんなに精神年齢低い言い合いしてるんだろ…;
ぷーっと頬を膨らませたテツさんはどう見ても俺らより年下な感じ。
「…はぁ;」
こんな言葉しか返せねぇよ!
「だいたい、自分かて標準サイズやん!そんなに高くないやん!こうなったらハイドに頼んで…」
あ。だんだん一人の世界に入ってきた(笑)
ホントにこの人道わかってんだろうか;
「城島くんもそんな大きくないしなぁ…って、着いたで」
「あぁ。本当だ。ありがとうございます」
さっきぶつかった(らしい)所に辿り着いた。
確か、この角をこっちに曲がって…。
「なぁなぁ、君らの楽屋に俺も行ってイイ?」
きょろきょろと周りを確認してた俺をテツさんが覗き込む。
おぉ。超至近距離。
「はい…いいですけど…」
むしろ、そのつもりだったんだけど…ここで待ってるつもりだったのか…?
「やった♪」
テツさんは可愛らしく笑った。
んー…本当にいくつだ…;
てくてくと歩く音が俺の後ろに回る。
あー…次の角を右で…あ、見覚えある。
「すみません、お待たせしました。ここです」
「ガゼット…?」
「はい。ガゼットっていいます」
ガチャリとノブを回して入る。
「遅かったなー」
中には麗のみ。
(…ルキいねぇなら、外に出なくても良かったじゃねぇかとか思ったけど、それは置いておく)
「ちょっとな…」
含み笑いをしたら、案の定気持ち悪がられた。
「んだよ、その笑い」
その時。
「んー??人おらんくない?」
ひょっこり俺の肩からテツさんが顔を出した。
「!!!!」
ほうら見ろ。麗の顔(笑)
…つか、麗みたいに一発でわからなかった俺って…(ちょっと凹み)
「あ。おった。おはようございます。ラルクアンシエルのテツです」
「おっ、おはようございます!!」
麗が直角に頭下げた(爆笑)
「君より背ぇ高い…そういえば、名前聞いてへんかったな」
「ガゼットってバンドでベースやってます、れいたと云います」
「同じくギターの麗ですっ」
麗がうぜぇ…。
なんだこのハイテンション。
「あはは。若い子は元気えぇなぁ。えっと、れいた君にうるは君。うん覚えた」
「「よろしくおねがいします」」
「じゃあ、さっそく俺らの楽屋に戻ろうか」
にっこり笑ってテツさんは部屋を出て行く。
「え、れいた、どういう事だよ!説明しろよ」
「おー、道すがら話すわ。いいからちょっとついて来い」
慌てた麗が面白い。
抱えてたギターをソファに置いて、麗は慌ててついてきた。
「若いってえぇねぇ」
先を行くテツさんがのほほんと笑った。
「へぇ、じゃあ2人は幼馴染みなんや」
「そうです」
ラルクさんの楽屋へ帰る(?)道。
気が付けば行きより打ち解けてた気がする。
さっきからテンション高めの麗のせいか?
「じゃあ、俺らと一緒やね」
にっこり笑うテツさん。
「え、そうなんすか?」
この業界って幼馴染み多いのかね?
「うん。俺とケンちゃんは幼馴染みなんよ」
「へぇ。やっぱり多いんですかね?」
あ。麗も同じ事考えてやがった(舌打ち)
「あーそうなんかなぁ?でも、あんま聞いたことないな。麗君とれいた君が初めてや」
「へぇ…」
何かに納得した麗。…いやいや。なんでやねん(笑)
「ついたー。ご足労ありがとうございます」
テツさんがぺこりとお辞儀をする。
「あ、いやいや。そんな…」
「んー…俺、ケンさんより高いかなー…」
ガチャとドアノブをまわす。
「おかえりぃ」
中にはさっきと同じ様な体勢でケンさんが待っていた。
さっきより部屋が白くなってる気がする…?
「ケンちゃん!次こそはっ!」
「よ、よろしくおねがいします…」
麗が前に出ると、ケンさんがすくっと立ち上がって近付いた。
「やっぱ、最近の子の衣装は凄いなぁ」
つかつかと麗の隣に立つ。
「おー、今度はいけるかもなぁ」
ケンさんが笑う。
「せーくらべっ」
テツさんが一生懸命だ。
2人が背中合わせになって身長を測る。
「……………一緒?」
多分、細かく見ていけばどちらかが高いんだろうけど、これは…。
「一緒……ですね」
「あー……」
項垂れるテツさん。
「まだまだ若いモンには負けへんでぇ!」
対照的にケンさんはガッツポーズをしている。
不思議なバンドだ。
「あの、えっとスミマセン…俺のせいで」
謝っておこう。麗を推薦したのは俺だし。
「や!そんな、気にせんで!」
テツさんが慌てたように云った。
「そうそう。発端はテツなんやから、謝んのはテツの方やで~」
うひゃひゃとケンさんが笑う。
「うー…ケンちゃんうっさい」
ジトっとケンさんを横目で見るテツさん。
またそれが面白いのか、笑い続けるケンさん。
「ホントにスミマセン」
麗も謝った。
「や、ちゃうねんって。謝るのはこっちの方やん。付き合わせてしまってゴメンな?」
なんか、謝りあいに突入しそうな時にタイミング良くスタッフさんが呼びに来た。
「テツさんケンさん、お願いします!」
「「はーい」」
2人で仲良く返事をする。
…なんだかんだで仲イイんだなぁ。
「じゃあ、ホンマにごめんな?それと、ありがとう」
去り際にテツさんがにっこりと笑った。
「変な事に付き合うてくれてありがとう。俺からも礼を云うわ」
「いや、そんな。こちらこそ、楽しかったです」
麗と2人でペコリと挨拶をする。
「お仕事頑張ってくださいね!」
引き続きテンション高い麗が笑う。
「ありがとうー。そっちもなぁ」
ヒラヒラと手を振ってテツさんとケンさんが出て行った。
「じゃー、俺らも帰りますか」
んーっと麗が伸びをしてドアノブに手をかけた。
「あ。れいた。お前、帰り道わかるよな?」
……え?
「わかんねぇよ…?」
「は?お前…っ!!」
数分後、口論の末に喫煙所から戻って来る途中だった葵さんと一緒に帰りました。
おわれ。
意味ぷー(′艸`●)
テンション高いのはうっさんやのーて俺や!
難産でした。終わりのほうとか出てこなくて…っ・゜・(PД`q。)・゜・
単に、幼馴染み同士を絡ませたかったっていう、ね?(にこり)
読んでしまった方、申し訳ありません。
病院いってくださいorz……(笑)
キャラの書き分けがつかん!
ガゼ麺わからぁん…。