動けない動けない
何に縛られてる?
そもそもの道が違うのかしら
居ない方が互いに楽だとわかってる筈なのに
このままじゃ、ただの馴れ合いだ。
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だからぷかぷか流れていった夢のように
そしていつか天に還る祈りのように
当たり前のように繋がれる掌
傍でずっと笑っていたいって思えたんだ
呟くように聴こえる歌
隣で一緒に笑いあえたらって
君の願う夢はきっと叶うよ
まださめない ずっとさめない
ほら、ひだまりの中で笑う君が見える
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本当に危ないのは
身体的な痛みすら
わからなくなってしまう時
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「・・・じゃあ、いつものように神さんに助けてもらいなよ」
唇の端を吊り上げて笑う。
「俺にはわかんないね」
「おまえはそのままで十分強い。何故、神を持とうとする?」
嘲る声。揶揄するような。
「何に不満があるんだよ」
「弱いわけでもない、なにか不自由してるわけでもない」
「何をそんなに縋る必要があるんだ?」
見下して、哂った。
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音楽で優しく耳を塞いで
「間違ってないよね」
自分に問いかける
行く当ての無い言葉はゆうらりと背中を這って
儚い模様の羽を咲かせた
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やっぱりどれだけあがいても
ただしいふれかたとかわからなくて
そんなけっかんひんだから
つかめばつかもうとするほど
てのひらからこぼれおちて
ひろうすべもないまま
たちつくすことしかできなかった
あがいてもあがいてもただしいあいしかたなんて
ちっともわからなかった
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今あるだけの言葉を吐き出して
過去の言葉を見返してたら、苛々の原因もわかった気がする。
対処法は、ただ耐える事
いつの日にか前に進めたら良いと願ってる。