忍者ブログ
ブログ。好きなことばっか書き散らし。完全自己満足管理人生存確認サイト。 ラルクとか音楽とか、色々。
19 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

19 . March


青い青い空が浮かんでた。
目の前を鳥が優雅に低空飛行をする。
「君等に僕を捕まえる事なんて出来ないでしょう?」嘲笑うかの様に。
青い空は底が見えない。
掌を差し入れたらそこからトロトロと溶けていってしまいそうだ。
座った姿勢のままグググッと最大限に手を伸ばす。

「このまま溶ければ良いのにって言わんとってや」

頭の上から降る声。
伸ばした手を掴まれてキュッと握られる。

「バレた?」

日差しが遮られて陰が落ちる。
さよなら青空。
隠れて見えなくなってしまった。

「バレるも何も、何年一緒やとおもってんの」

困った様に笑われる。

「んー・・・15・・・以上」

「当たらずとも遠からじ」

「・・・」
「・・・」

とりあえず、空白の時間位でそわそわするような付き合いの長さでは無いな。と思った。
右に座った非喫煙者の彼を思い、煙草を左手に持ちかえる。
(どうでもいいけど座るときに「よっこらしょ」はオッサンやで)
こんにちは、青空。
昇ってゆく煙は空に溶けて青と同化していった。

煙を肺に落とし込んで吐き出す。
体内に在った筈の煙は自分の体と分離して空へと昇っていく。
そして、溶けて、消えた。
その煙を名残惜しむ様に手で捕まえる仕草を見せれば

「なにやってんの」

苦笑気味の彼が言った。

「だってさ。羨ましいと思わん?こんなに奇麗な空に」

雲一つない青空。
空から色とりどりの風船が落ちてきてもオカシく無い、青空。
(因みにこれは以前、長身ギタリストに言ったら不思議そうな顔をされた)
両手を伸ばして、空を抱こうとする。

「確かに空は奇麗やけど」

隣の彼が言う。
彼の目に、この青空はどう映っているのだろう。

「ハイドが溶ける必要はないやん。て言うか溶けたらあかん。俺が困る」

・・・・・・なんて身勝手な意見。
一瞬言っている意味が分からなかった。
「歌う人居らんくなったら新しい人探さないかんし」
「ハイドクラスの美人なんて・・・」
「其れより何より・・・」
とぶつぶつ呟く彼に笑いが込み上げてきた。

「あはは。もうえぇよ。てっちゃん。わかったから」

身勝手で自己中心的な意見の羅列。
でも、中身を開けてみればこんなにも  優しい。
その事をハイドは知っている。

「てっちゃんの為にも溶けるのはやめるわ」

最後の一息を深呼吸並みの深い息で吸い込んで、煙草をコンクリートの床に押し付けた。

「・・・そうしてもらえると俺も助かるな」

俺につられて笑う彼と青空が、一瞬重なった気がした。

別段、溶けたいという願望が収まった訳でもない。
その気持ちは今でも健在で、俺の中を元気に走っている。
ただ、彼の方が優しい気がしたから。
溶けたいにも関わらず今でもこうして此処に居るのは、他ならず居心地が良いからだ。
自分勝手で我侭で理不尽な理由。
残りの2人も同じことを言うのだろうな、と背伸びをする。

「さて、そろそろ戻りますか」

立ち上がって踵を返す。

「あ、待ってや!」

慌てて立ち上がる身勝手な人。
俺の少し後ろを歩き出す。

身勝手で自己中心的で我侭で理不尽な言葉。
開けば、暖かい事は重々承知。
そんな彼の為にも、溶けないでいてあげようと思う。

俺も、このまま心地良さを感じていたいし。

 

*****************************

結局どっちも自分勝手だって話(笑)
学校で何やってんだ・・・orz

身勝手だけどどうしようもなく優しい言葉って、泣きそうになる。

PR
11 . March

久々に妄想話。
苦手な方はスルーでお願いします~。
更に、今回は特にいつも以上に意味の無いものです。
よろしく!(何を)



しゃらり。
6弦を鳴らす。
スタジオの片隅に遠慮がちに置いてあった真っ赤なギター。
何年も前から知っているギタリストが使っている物だ。
自分の持ち物ではない。けれど、どうも今日は気になってしまって。
しゃらり。
決して上手くは無い。本職では無いから仕方ないと云えばそれまでか。
ピィン。
Aの音。
「~♪」
自分の声でA。
ピィン。
一本上に上がってE。
「アラ、ハイドさん。機嫌の宜しい事で」
持ち主登場。
「何をおっしゃいます。何時も機嫌はよろしいですわよ」
軽い会話。
中身を考えなくても成立する会話って楽だ。
当の持ち主はケラケラと笑ってまた出て行ってしまった。
しゃらり、しゃらり。
ケンちゃん、何しに来たんやろ。
C、GM7、Em。
しゃらりら。
ぽとりぽとりと適当なコードを押さえて落としていく。
F7、D。
歪に並べられた積木みたいに。
A…あれ?
「onG-…??どこだっけ」
あ。そうそう。6弦3フレット。
「ハイド…いきなり独り言は怖いで」
「てっちゃん?いつの間に?」
数歩先に我らがリーダー。
「さっきから居るわ。それよか、そのギター勝手に使っていいん?」
「さっきケンちゃん何も言わんかった」
「ふぅん」
短い会話。
しゃら。
アンプを通さない小さな空気の振動。
やっぱり頭を使わない会話って楽だ。
E、F#m7、G6。
子供の遊びみたいに弦を弾く。
あ。この進行何かと一緒や。なんだっけ。
しゃらん。ピィン。ピピン。しゃしゃら。
「~♪」
作曲ごっこ。や、本職ですけどね。
しゃらりらり。タタン。
…タタン?
目線をあげると、細っこいドラマー。
「ハイドくん、その赤にあうね」
「んー。ありがとう。俺のちゃうけどな」
そうだった。これは自分のギターじゃない。
そういえば、軽い違和感。
「でも、にあうよね」
譲らないユッキー。
「ありがと」
もう一度お礼を云うと、満足したのかドラムを叩き出した。
生きてるみたいに歌うドラム。
楽器って長く使うと体の一部に成るって云うけど、正に其れ。
馴染んでて、個々にまでユッキーの神経が通っているみたい。
ユッキーってドラム似合うよね。
なんか、羨ましくなった。
其処に丁度ギタリストが再び登場。
出て行ってからの時間は、煙草一本分とみた。
「ケンちゃん、はい。ありがと」
そう云って真っ赤なギターを彼に渡す。
「どういたしましてー」
可愛らしいダックボイスの彼の方がこの赤は似合う。
見慣れたとか、そう云うのを抜きにしても。
さて。俺の似合うものは。
「ハイ。どうぞ」
すかさずリーダーが渡したのはマイク。
「…………さすがリーダー」
感心。付き合いの長さは伊達じゃないね。
後ろから「リーダーカッコイイ」ってケンちゃんの声。
「おいしいとこどりじゃん」ってユッキーの言葉。あはは。確かに。

結局のところ、それぞれが一番似合うものに落ち着くんだと学んだ。
頭使う会話をしなくても、繋がるものは繋がるって事も。
これが日常。なんて幸せ。

********************
ゆっるーい話。
目的もなく書きなぐるとこうなります(笑)
今度また、意味わからんのも書きたいなー。

28 . January


「うん。落ち着いて話し。いくらでも聞いたるから」
電話の相手はどうやら泣いているらしかった。
「うん。……そっか、そやなぁ。」
「……うん。うん」
只只、相手を肯定するだけの会話。
「………なぁ、今度会お?」
「なんかなぁ、お前の泣き顔見たなった。俺、本来はSやしぃ」
クスクス笑う。
相手も笑ってくれたのだろう。
「たまには泣き?お前は泣かな過ぎや」
「よく泣く人間は信用ならんけどな」
「お前の涙はキレイやと思うぞ?」
知らない相手の幸福を願う。
「うん、愛しとるよ」
そう云って、電話を切った。
「お前ってさ、恋人いたっけ?」
「ん?おらんよ」
「じゃあ、」
「最愛の友人」
そう云って笑った。

***********************

優しい人の周りに優しい人が沢山集まって世界中が平和になればいいよねって話(なんだそれ。笑)

23 . January

ガゼで小話。
会話だけのお話です(笑)
毎回云ってますが、あげはの妄想にしか過ぎません。
「そんなん嫌!」って方はどうぞスルーしてください。
著作権は手放してませんよー(′艸`●)

*日常会話*

「れいたれいた」
「あー?」
「思ったこと云っちゃっていーい?」
「んだよ?」
「トイレで思ったことなんだけどさ」
「…それは下の話か?」
「うん。エロハが光臨してるから☆」
「そうかそうか。で?」
「冷たいリアクションだなー…まぁいいや。で、トイレで思ったことなんだけど」
「あぁ」
「個室で携帯のバイブとか鳴ったらちょー恥ずかしくない?」
「あ?なんでだよ?」
「「え!?ナニやってんの!?」みたいな」
「あ?どういう事だよ?」
「もし中から聞こえてきたら「ナニプレイ!?」みたいな」
「あ、あー…わからんでもないな」
「だろだろ?」
「そんな都合よく鳴らねぇだろ」
「わかんないよ!?鳴るかもしれないじゃん!」
「…なー、うっさん」
「お。ルキお疲れー」
「お疲れ」
「お疲れさん。で、うっさん、その話なんだけどよ」
「?なになに?」
「それって考えてげんなりしねぇか?」
「え?なんで?」
「考えてみろよ。お前、トイレは男用に入んだろ?」
「……………………………あ;」
「ぅあー…俺、真面目に聞いてて損したじゃねぇか」
「うわー。俺、アホかもっ;」
「今頃かよ…;2人揃って頭悪ぃな」

ちゃんちゃん♪
収拾付かなくなったので終わる(′艸`●)
幼馴染みがこんな会話してたらウケる(笑)
ラルクさんでも良かったけどねぇ…。
3●歳でこんな会話はありえねぇな、と(笑)

09 . January

書いちゃいました。アホ小説。
書いてる途中にわけわかんなくなりました☆
推敲ってなんですか?
キャラの書き分けってなんですか?

おーけぃ、おーけぃ。
見たいって方は次ドゥーゾゥー(何事)
長い上に意味わからんぜよw

カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
せ、生活費…(返信済)
(09/26)
やぽ(返信済)
(07/29)
(07/04)
無題(返信済)
(06/30)
職…!!(返信済)
(06/09)
最新記事
(04/03)
(03/15)
(02/26)
(02/12)
(02/06)
注意事項
このサイトの文章、写真およびイラスト等の著作権はあげはが持っています。 無断転写お断りです。(居ないとは思いますが) わかっているとは思いますが。当サイトは音楽事務所、関係者、ましてや本人とはなんら関係ありません。
最新トラックバック
プロフィール
HN:
あげは
性別:
非公開
職業:
自由人
趣味:
多趣味
自己紹介:
音楽大好き。ただし、ロック贔屓。
日本ではラルクさん大好き(tetsu贔屓)
まぁ、基本なんでも聴くかな。
オススメあったら教えてください。
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]